雪の下のアルプスの村、晴朝
Village Alpin Sous la Neige, Matin Clair
アンリ・ヴァロワ
Henri Claude Valois
雪に覆われたアルプスの山村が、晴れ渡った朝の澄んだ光の中に佇む。積雪は純白ではなく、青、薄紫、淡いピンクの繊細なグラデーションで表現され、高山の大気の透明さが画面全体に行き渡る。ユベールから構図の力強さを、フルニエから水と雪の光の表現を学んだヴァロワは、アルプス山岳風景という印象派の中でも稀有な領域を切り拓いた。遠近法を活かしたダイナミックな構図が、山の雄大さを伝える。