マルセイユ港、輝く真昼
Port de Marseille, Midi Éclatant
モーリス・アルノー
Maurice Henri Arnaud
真昼の地中海の光がマルセイユ港に降り注ぎ、貨物船、帆船、タグボートが幾層にも重なる活気ある光景が広がる。水面は鮮烈な青と青緑で輝き、船殻と桟橋には濃い影が刻まれる。北フランスの繊細な光とは対照的な南仏の強烈なコントラストの中に、アルノーは港湾労働の尊厳と美を見出した。生涯マルセイユを拠点とした「南仏の光の画家」の代表作にして、地中海印象派の到達点である。