ディエップ、干潮時の岩
Dieppe, Marée Basse, Rochers
ロベール・マイヤール
Robert Jean-Pierre Maillard
干潮時のディエップの海岸で、普段は海の下に隠された岩礁が姿を現す。潮溜まりに映る空の青と、剥き出しの岩の温かな褐色が対比する。マイヤールは地層の方向に沿って筆を走らせ、構造的でありながら印象派的な、独自の筆致で岩の質感を表現した。クールベの写実主義に影響を受けながら、モネのエトルタの崖の絵に触発されたという、二つの流れの合流点に立つ作品である。